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「開発で事業利益に貢献する」いつまでも、成長と挑戦を止めないエンジニアリーダーが目指すこと

今回は、もうすぐビザスク歴4年。古株な ”なんでも屋”エンジニア、なべさんにビザスクでのキャリア変遷、エンジニア組織、リーダーとしての心意気を聞いてきました。

渡部 健太 Kenta Watanabe
所属:アドバイザー開発チーム リーダー
入社:2016年12月

ーこれまでのキャリアと入社の経緯を教えてください。
地元秋田から就職を期に上京し、1社目では主にJavaの受託開発や自社サービスの開発を担当しました。5年経ってもっとユーザー規模の大きなシステムに関わってみたいと思うようになりGREEに転職し、SNSやプラットフォーム開発を担当していました。言語はPHPがメインでしたね。
その後、育児Webメディアを運営するコズレの立ち上げ期に、社員一号かつエンジニア一号としてジョインし、インフラ周りからフロントまで全て自分がやってました。1人しかいないので、笑。記事投稿システムをフルスクラッチで一から開発しワードプレスから移行という管理側の開発をしたかと思えば、ユーザーが目にする表側の画面開発をする毎日でした。

入社から2年程経ち、日々オールジャンルでアウトプットしまくって、開発面で社内一詳しい人=自分になった時に、もっと新しいことを学びバランス良くインプット&アウトプットをして、エンジニアとして更に成長したいと思うようになったんです。そんなころ、GREE時代に一緒だったCTOの花村に声をかけてもらってビザスクに入りました。

ービザスクでやってきたこと
まずはデザイナーと連携してアドバイザーの新規登録コンバージョン率を上げるための改善開発をやりました。その後、チームプラン(元グループ機能)の初期段階の開発を手掛け、フルサポート開発チームに異動しサービスの管理画面の効率改善を1年位。こう振り返ると、ビザスクでも相変わらず色々やってきていますね。
その後も、チームとしてはフルサポートにいたんですがアドバイザートレーニングの機能開発したり。チームを超えて、スタックしているものや急ぎのものを請け負う「こぼれ球担当」という感じでした。

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フルサポートチームでリーダーを半年ほど務めた後、これまたこぼれ球を拾った結果、僕しかいない1人横断チームができました、笑。技術的な負債の解消がメイン業務でした。まだまだサービスを全力で伸ばしていくぞ、ってタイミングで、ユーザーが10万、20万…と増えていく中で、安心してサービスを利用していただくためにも負債は解消したかったんですね。1人チームをちゃんとしたチームにすべく、採用活動もして結局4人のチームになりました。

ーオールマイティーに色々やっていますね。今の業務についても教えてください。
横断チームになって少し経った頃「アドバイザーに関わる部分をメインで観るチームがないよね」って話が出て、またまた手を挙げました。こぼれ球の血が騒いで、笑。というわけで、横断チーム改め「アドバイザー開発チーム」を発足し、横断に続いてリーダーをやらせてもらっています。
業務としては知見データベースの改善、登録情報の拡充、あとは横断チームでみていた負債解消も引き続き担当しています。チームは7人(2020年7月時点)いて、主にアドバイザー登録情報の改善、iOSアプリ開発、管理画面の検索機能改善の3業務を分担して行っています。

ーなべさんがやりがいを感じるのはどんな時ですか?
うちのビジネスの要は知見データベースですよね。そこに開発側から手をいれて、自分が関わったことで機能や使い心地が改善された結果、事業成長に貢献できる時ですね。例えば、管理機能の開発によってマッチング効率が上がり業績数字に結びついた感覚があったり、今アドバイザー向けの開発に関わっていても、改善前後でユーザーの反応が変わってコンバージョンが上がったり。こういった社内外の反応がわかって、自分の貢献実感があるのがやりがいです。

ーやりがいを感じた具体的なエピソードを一つ教えてください。
2020年1月の登録情報のリニューアルです。アドバイザーが登録する際の入力項目や選択肢などを大幅に見直したんですが、リリースの遅延もなく出した後も、想定通りに登録を促せてうまく完結できました。
これは割と長期的に取り組んでいたプロジェクトでしたが、まず検討すべきことを洗い出し、todoに落とし込んで検証し、最後は社内でユーザーインタビューもして「間違いない」ストーリーを固めてから開発に取り掛かりました。プロジェクトが長くなると抜け漏れが起こりがちなんですが、開発に着手する前の準備と検討に時間をかけて丁寧に取り組んだことが成功要因だと思っています。

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↑社内上場セレモニーにて

ー入社からもうすぐ4年。古株のなべさんからみて、昔と今で変化は感じますか?
100名を超える社員の1/3強がエンジニアと、組織は大きくなっているものの、根本的な雰囲気は変わらないですね。むしろそこが良いところだと思います。人数が増えても変わらぬスピード感で小回りが利き、柔軟に対応できていますし、ポジティブな人が多いのも変わらないので、気持ち良いコミュニケーションができてますね。
結構すごいことだと思うのは、入社以来開発/ビジネスサイド問わず、誰かがネチネチとネガティブに詰められてる光景を見たことがないこと、笑。失敗しても「もっと良くするためにどうする?」というスタンスの人ばかりで、ポジティブなフィードバックをくれるので開発のモチベーションになります。

ーエンジニア組織の雰囲気はどんな感じですか?
入社からしばらくは、ビジネス感覚が強くサービス志向なエンジニアが多かった印象です。みんなビジネスサイドと近い距離でPDCAを回すのが大好き!っていうチーム。最近は加えて、技術志向を主張できる人も入ってくれているので、組織全体として志向のバランスが良い状態だと思います。
あとは人数が増え企業体力もついてきたので、適時適切にリソースを振り分けることができるようになりましたよね。上場企業としてのセキュリティ面・コンプラ面のレベル引き上げや技術的負債にもしっかり対応し、クオリティを担保できる組織になりました。

ー転職してきたとき目指していた理想は叶えられてますか?
いろんな得意をもったメンバーと学び合いながら、日々アウトプットできているので満足してますね。
例えば、フロントエンドに超詳しくてモダンな設計方針を組み立てられる某メンバーがいて「いや、まじですごいな!」と思いながら一緒に手を動かせるので、常にインプット/アウトプットの両輪が回っている感じです。

ー入社して新たに身についたスキルはありますか?
もちろんエンジニアとしてスキルアップできている部分もたくさんありますが、一番はリーダーの役割にチャレンジさせてもらえていることでしょうか。メンバーの手がけた開発が、社内から感謝されたりユーザーからポジティブな反応があったりすると、めちゃくちゃ嬉しいんですよね。

ビザスクは四半期ごとにMVPを表彰してますが、自分よりもチームメンバーとかチーム全体がMVPに選ばれたいくらいです。次のチームMVP、狙ってます、笑。「自分が褒められるよりメンバーが褒められる方が嬉しい」というこの心境を味わえるのはリーダー冥利に付きますし、巡り巡って自分の成長につながっていると思います。

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ーリーダーとして意識していることは?
「自分ががんばりすぎない。あえて任せる。」こと。なんでも自分で抱えてしまっていた時期を経て、採用にもコミットするようになった時に「これからは自分が持っていることを渡せる人、一緒に立ち上げてもらえる人を増やそう。そして任せよう。」と思うようになりました。
そうやって入ってもらった人に任せられることが増え、手離れした分、自分もいちエンジニアとして開発に没頭できるようになりました。割と僕は常に手を動かしていたいタイプなので、全体像を見つつコードをかけている今の塩梅は丁度良いですし、それだけ優秀なメンバーに恵まれているんだと思います。

ー今後の目標は何ですか?
チームのメンバーに、どんどんリーダーとして独り立ちしてもらうことでしょうか。やるべきことを持ち出して自らチームをつくり、そこでメンバーを引っ張れるようなリーダーの育成に貢献したいと思います。
それによって、自分もまた新しいチャレンジをし続けられる状態をつくりたいですね、笑。



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