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10万人グローバル企業→10人未満ベンチャーを経て、直感でビザスクにきた私が今描く夢。

全世界の社員数10万越えのP&G、そして社員1ケタ代のベンチャーを経て、ビザスクに入った北林さん。的確でスピーディーなリサーチに英語力を掛け合わせ、グローバルチームでも活躍しています。

自転車通勤で毎日颯爽と通勤する姿にあこがれるメンバーも多いとか。
そんな彼女に、今の仕事と今後の夢について聞きました。

北林 和恵 Kazue Kitabayashi
所属:PF事業部 グローバル事業部 リサーチマネージャー
入社年:2018年

―まずは、かなり印象的な経歴についてお聞きします。
大学は理工学部建築学科に入学して、設計事務所でインターンしたり先輩の課題を手伝ったり、真面目な学生生活だったと思います(笑)
でも、大学3年で設計の授業が始まって、周りの人達の優秀さと建築への情熱を目の当たりにして、私には絶対に勝てないと思ったんです。このまま中途半端な思いで建築に関わりたくなくて、大学院には進まず就活することに。
当時はやりたいことが見つからず、すごく悩んでいました。人生一度目の挫折を味わった時期ですね…。
就活を経て新卒でP&Gに入社したのですが、徐々に地元の秋田に戻ってビジネスをしたいと思うようになり、KURKKUという会社に転職して地方のテーマパークの立ち上げプロジェクトに携わりました。

大手で感じたジレンマとベンチャーでの挫折感
もっと学びながら働きたい。自分を伸ばしたい。

―超大手と立ち上げ間もないベンチャーで環境はどう変わりましたか?
P&Gは業務が細分化されていて、自分のやるべきことが明確になっていました。例えば私の業務範囲はパンツタイプの紙おむつを製造する工程のさらに一部分の管理。目標もコスト削減する項目やパーセンテージ、納期短縮の日数など会社から詳細に決められます。
当たり前ですが、会社に蓄積されているノウハウが膨大なため、降りてくる目標やロジックも完璧。一方「もっとこうしたい」と思うことがあっても領域が異なるため何も出来ないジレンマもありました。

逆に2社目のkurkkuは何も決まっていない状態からスタートし、プレハブ小屋を自分達で探して社屋にしたり、どんな仕事でお金を稼ぐかから考えたり。確立された方法論もないですし教えてくれる先輩なんて勿論いませんでした。仕事はとても刺激的で楽しかった半面、できない自分に気付かされ、ここで活躍するには、何か特別尖ったスキルを持っていないと厳しいと実感しました。これが人生二度目の挫折…。
そうした挫折感の中で、自由度と裁量を持ちながらももう少しビジネスについて学びながら仕事ができる環境で、自分を伸ばしたいと思って転職を考えるようになりました。

↑エンジニアメンバーと

ービザスクを選んだ理由は?
学生時代からデータを扱うことが好きだったので、最初はコンサル会社やデータマーケティングの会社を受けていました。ただ、どの企業も「すでに世の中にある事業をやっている感じ」であまりピンと来なかったんですね。立ち上げ企業だと自分は何も出来ないし、すでにある事業だとつまらなく感じてしまうし…自分にスキルが足りない焦りもあって、キャリアの迷子状態でした(笑)。

その後、たまたまビザスクを知る機会があって

 ・日本で唯一のサービスであること
 ・社員のスキルが高く、ベンチャーでも人を育てるカルチャーがあること
 ・ビザスクのサービスが広がることで、地方の中小企業や起業したい人の支援につながること

この3つにびびっときて直感的に「ここだ!」と思いました。

ー今の仕事について
プロフェッショナルファームのクライアント向けに、フルサポートサービスを提供しているPF事業部で、リサーチを担当しています。
お客様のご要望に適したアドバイザーをデータベースから探すのが主な業務で、対象となる業界の基礎知識を仕入れながらスピーディーに手を動かす必要があります。より効率的にリサーチできるような仕組みを検討するプロジェクトにも入り、データベースや検索システムの構築、改善なども検討しています。
また本格的に立ち上がったグローバルチームも兼任しているので、海外アドバイザー誘致施策を検討・実施したり、国内クライアントからのご要望があった際の海外アドバイザーリサーチも担当しています。
リサーチ業務のみならず様々なプロジェクトに関わることもでき、英語も使えているので、まさに入社前に目指していたような「学びながら」働けています。

「世界中の知見をつなぐ」ために、やりたいことはたくさん。夢は大きく。

↑家事代行の福利厚生を活用している社員として取材に対応したことも

ービザスクで身についた能力はなんですか?
・短い時間で案件の内容(お客様のニーズ)を正確に理解するスキル
・各業界の構造やバリューチェーンの理解
・物事を構造的に捉える力
といった力が身についたことを実感しています。さらに今後は専門性を伸ばしたいですね。

ーこれからやりたいこと、夢は?

国・地域を超えた知見のデータベースを作るために、調査スキル、データ分析力、データの持ち方や構造を考えて構築できる力をつけていきたいです。そしていずれは、自分達が作ったデータベースを利用した新しいサービスをつくる!これが私の夢です。

↑会社のメンバーとBBQ!!