異動は成長の機会!経験を活かしつつ新しいことへ挑戦する三者の想いとは
今回は21年秋に異動を経験した3人に集まっていただき、異動の大変さ、おもしろさ、異動前のスキルが生きていることなどを語ってもらいました!
まずは、登場人物紹介!
今はどんな仕事をしていますか?
横山:内部統制と内部監査をしています。いずれも独立した立場で、内部統制に関しては会社として内部統制が有効かどうか、特に上場企業として財務報告が誤り・不正等なく信頼できるものかという点を評価しています。内部監査は会社内で方針やルールが守られているかを確認したり、改善提案をしていく仕事です。
異動してからは、代表の端羽さんや監査役の方、経理、エンジニアとの関わりが増えました。これまでビジネス側で売上・収益を伸ばす、いわば攻めの視点だったのが、守りの視点になったのは大きな変化で、視野がぐっと広がった感覚です!
昨年買収しビザスクの子会社になったColeman社の内部統制を構築していくことも私の業務の1つなので、長らく触れていなかった英語のスキルアップもしなければと感じながら取り組んでいます。
今井:マーケティングは未経験から挑戦しています。質の高いリード(見込み顧客)を効率的に数多く獲得することが現在のマーケティングチームのミッションです。今はウェビナーからのリード獲得割合が多く、私は主にウェビナーの企画、運営、司会などを担当しています!今後、業務の領域をマーケティング全般に広げていく予定です。
日々わくわくしつつ数値目標達成のために頭を使っています。
吉江:僕の場合、職種は変わらないのですが向き合うクライアントの業界が金融機関(PEファンド)からコンサルに変わったので、そこに苦労していますね。前事業部のクライアントは調査対象業界やバリューアップしたい企業が決まっているのに対して、コンサルはエンドクライアントがいるからこそ調査内容は多岐に渡ります。ビザスクに求められるものがクライアントによってどう違うのかキャッチアップしながら日々頑張っています。
異動の経緯を教えてください
吉江:特に新卒には積極的に異動を経験してもらい多様なスキルを身につけて欲しいという意向があるのは聞いていたのですが、そこに金融事業法人部と法人事業部の合体もありタイミングが来たのだと思います。
いずれ異動もあるのかなと思ってはいたものの、最初聞いた時はおどろきましたね。でも、大きな事業部で尊敬する先輩がたくさんいる環境に移ることにわくわくしました。
今井:目標達成のために、ゴールから逆算する、仮説を立てて検証する等、頭を使った仕事の進め方が好きで、以前からマーケティングに挑戦してみたいと思っていました。ただ、異動を聞いた時は嬉しかった一方で、ちょうど前事業部で新しい取組みにも関わっていたタイミングで、少し後ろ髪引かれる思いもありました(笑)
横山:青天の霹靂でしたね。7月の中旬くらいでまだColeman社の買収についても知らない時期でしたが、前任者の産休などの事情が重なって、急に打診されました。
正直、育休明けにようやく念願叶ってプロジェクトチームで新しい仕事をスタートしたばかりだったので迷いもあり、即答できなかったんです。でも、未経験の業務にM&Aなど経営の節目で携わる経験はそうできないだろうと思うので決意して良かったです。
今の仕事のおもしろさは?
今井:すごい自由!これまでのPM・RM業務は、お客様からいただいた依頼に対し、的確かつスピーディーに応える仕事でしたが、マーケティングは自分から企画して仕掛けていく、自分で自分の仕事を作る必要があり、使う筋肉が違いますね。課題設定自体を自分で考えないといけないのが新鮮です。
吉江:いい意味で新しい発見が多いです。今は悔しさの方が大きいですが、これは自分ができる幅を広げている最中だからだと思います。事業部をこえてPM・RMの両方やっている人って社内でもそんなに多くないので、いずれ体系化できたら自分の経験で全社的に貢献できることがあるのではと思っています。
チームの雰囲気、マネジメントスタイルも違う環境で働いてみて、その中でバリューを出すのはどうしたらいいんだろう、とプレッシャーもありながら試行錯誤しています!
横山:勉強することが多すぎて面白さまで到達してるのかわかりませんが・・長く会社にいてもまだまだ知らない会社の側面があるのは面白いです。経営目線に近いものをもたないといけないのもこれまでの業務とは違います。大人数チームから急に一人チームになって戸惑うこともあるけれど、学びながら頑張っています。
特にColeman社と関わる機会が増え、社内の日本人以外の人と仕事するのは初めてで面白いです。マルチタスクというよりはひとつのことにじっくり取り組む感じですね。
以前の経験やスキルが今の業務に活かされていると思うことはありますか?
横山:ビザスクに入社してからの約5年間で、PF事業部でのプロジェクトマネージャー、法人事業部でのプロジェクトマネージャー、事業開発、サーベイ、プロジェクトと幅広く業務を行ってきてビザスクにおけるビジネスのプロセスを理解できていることは確実に活きています。また、前職の銀行員時代に得た財務諸表を読む力であったり会計の知識も役立っています。会計と英語はまだまだ足りないスキルもありますが、少しずつ今までの経験がつながっているなと感じています。効率化、システム化の必要性も含め事業部の経験者として各方面に提言できるのも強みだと思っています。
吉江:チームリーダーの白石さんとの最初の1on1で「前の事業部でマッチングをしていたのと同じくらい沢山マッチングしたい」と目標提案したら「少し下げて設定しよう」って言われました。今思うと顧客対応力やサービス理解を深めるためにも、効率よくマッチングを積む以外でも業務の幅を広げる方に注力した方が良い、ということだったんだなと。
そういう点も含め、脳の使い方が違いますが、前の事業部でスピーディーに仕事をこなす経験をしてキャパを沢山持たせてもらったのは今の仕事に下地になっていると思います。
今井:現業務にはPM・RMとしての経験がとても活きていると思います。どのような企画やコンテンツが魅力的か考える上で、数多くのお客様と直接やりとりし、課題やニーズを伺ってきた経験が役立っています。また、数値目標を追う点は共通なので、考えながら仮説検証を繰り返して勝ち筋を見つける仕事の進め方は変わらないですね。更に、プライベートで編集・ライター講座や司会・ナレーション講座に通い始めていたので、それも予期せぬところで役立ちました。
横山:たしかに!そういえば私も育休中に時間があったので、前職の時に途中まで受けて止まっていた証券アナリストの資格に再チャレンジして取得したんです。業務で使うことは無いだろうなと思いながら勉強していましたが(笑)その後に今回の異動の話があって、無駄ではなかったかもなと不思議な気持ちになりました。
今後の展望は?
吉江:まずは目の前のことを頑張って、社内でやりたいことを見つけて極められるようになりたいです!それを見つけられるようにもまずは経験を積むことが大事かなと思っています。
今井:前事業部でもそうだったのですが、マーケティング担当としても、各KPIの目標必達を目指します!そのために、マーケティングそのものの知識は勿論、市場トレンドにあわせて日々変化するお客様の課題・ニーズへの理解を継続的に深めたいです。
あとはプライベートで副業をやってみたいですね!キャリアコンサルタントの資格を持っているので、活かしていきたいです。興味の対象が発散しているので、絞っていけたらと思います(笑)
横山:専門性を極めていきたいです。前職でIRをやっていた頃は自分としてはそんなに得意じゃないと思っていた分野も含まれますが、こういうチャンスをもらったので本腰入れてやっていこうと思います。英語も頑張ります!
今井さんのお話に刺激を受けて、うっすらやりたいと思っていたことを行動に移したいなと思いました!
横山さん、今井さん、吉江さん、ありがとうございました!
ビザスクではよく「異動は成長の機会」という言葉が出ますが、まさに3人ともそれを体現されていますね。
3月、ビザスクは新しい期を迎え異動もありました。またみんなで成長していきましょう!