知られざる魅力を大解剖!ビザスクの「リサーチ」についてベテラン二人が語り尽くす
こんにちは、3期編集部の志村です。
今回は、ビザスクの「リサーチ」について、一体どんな仕事をしていて、どんなやりがいや難しさがある職種なのかを深堀りしていく回となります!
お話を聞いたのは、PF事業部でリサーチマネージャー(通称RM)として活躍している鄭さんと佐竹さん。お二人ともチームのRMとして活躍しながら、新卒・中途問わず新入社員のリサーチ研修を担当しています。今回は、仕事する&教えるという立場から、ビザスクにおける「リサーチ」の魅力を聞いていきましょ〜!
※PF(プロフェッショナルファーム)事業部とは:プロフェッショナルファーム向けに、スポットコンサルのフルサポートマッチングサービスを提供している事業部
まずはリサーチの仕事内容を教えてください!
鄭:ざっくり言うと、クライアントの「どんな人にインタビューしたい」という依頼に対して、40万人のデータベースから最適な人を探し出す作業になります。
佐竹:そして、実際クライアントが求めるスペシフィックなテーマに対して、アドバイザーが答えられるかどうかを知りたいので、スクリーニングによって知見や経験を引き出す作業もしますね。
鄭:確かに、アドバイザーの職歴からだけではドンピシャで適している人か分からないことの方が多いですよね。
佐竹:そうそう、ただアドバイザーを選んでくるだけではなくて、見せ方も大事!あとは、クライアントの求めている要件はこういう人だっていうペルソナをこちらで作っていくこともありますね。それを踏まえて、こんな人にもインタビューできますよっていう積極的な提案をしていくこともリサーチの仕事だと思います。
RMはビザスクに入社する多くの人が最初に経験する職種だと思いますが、なぜ最初にRMを経験するんですか?
鄭:ビザスクは無形商材ですが、資本はアドバイザーさんですから端的に言うとまずは資本を理解しないとお客さんと話ができないと思うんですよね。
佐竹:「この業界のこんな分野を知っている人ならどの程度のボリュームで提案できそう!」みたいにデータベースを知っていることは大事だと思います!
鄭:確かに、相場感を知ることは大事!プロジェクトマネージャーや営業をやっていて、データベースを検索しなくても「こんな人なら提案できますよ!」って言いたいですよね、やっぱり。その基礎を作るために、リサーチを最初に経験すべきだと思います。
佐竹:あらゆる職種や業界を知るファーストステップとしてリサーチはいいと思います。特に、新卒はビジネス用語を知るところから始まるので、こんな職種の人はこんな仕事をしているっていう理解を深めるためにもいいと思いますね。
鄭:毎日アドバイザーのビジネス経験を読んでいると、専門書を読まなくてもある程度知識が増えていくんです。なので、アドバイザーの情報を通して自分の知識が広がることもありますよ。
リサーチの面白さ・魅力はどこにありますか?
佐竹:いろんな業界を観光巡りできる点は、本当にリサーチの面白さだと思います。あらゆる業界の最先端の技術や事例をキャッチできるようになります。
鄭:日経新聞を読んだ時に、どんな記事を読んでもなるほどって理解できるようになったのもリサーチの仕事のおかげですね。経験していない業界についてもここまで理解が進むことは珍しいんではないかと思います!
佐竹:あとは、ニッチな業界に勤めている友達の話がわかるようになって面白いって感じますよ〜。視野が広がっていく感覚です!
リサーチを習得していくにあたって、つまずくポイントはなんでしょう?
鄭:意外と自分は何も知らないことを痛感できることが大事だと思いますよ。逆に、知らないことをしっかり自覚して一回つまずくべきです笑 無知は罪ではないですから、知らないことはリサーチ業務の中で自問自答して知っていけばいいですよ。
佐竹:リサーチ業務を1年やったところで、あらゆる業界で知らない用語は出てくるんですよね。だから、何年経っても思い込みは捨てて、わからないことは調べながら進んでいけばいいと思います。
鄭:確かに、自分の認識と実際に乖離があるんですよね。そもそも自分の知識は定義的に正しいのかっていう、ギャップに気づくことが大事です。
佐竹:あとは、リサーチこそコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切だと思いますね。プロジェクトマネージャーが顧客折衝するからリードしてくれると思ってしまいがちなんですけど、プロジェクトマネージャーを通してクライアントを向いて仕事をしなくてはいけないんですよ。うまくマッチに繋がらなかった時に他の提案をするなど積極的にアクションを起こすことがリサーチとしてのバリュー発揮になります。
鄭:全体的に素直でプライドはクソだの精神が大事ですよね。リサーチ業務はいつも時間との勝負になるので、つまずいた時にちゃんと先輩に助けてもらえるかや、わからないことを受け入れて学べるかが鍵です!
リサーチ研修を担当する立場にあるお二人ですが、研修体制はどのようになっているのですか?
鄭:新卒に限らずですが、ビザスクで言うリサーチ業務をやったことある人はほぼいないので、どんな仕事なのかを教える研修がちゃんとあります。入社直後〜配属前まではオンボーディング研修があって、その後は配属先でOJTという形でほぼマンツーマンで教えてもらえる仕組みです。とは言え、早い段階でお客さんに提出する案件にサポート付きで触れられる機会があるので、その点ではベンチャーらしさも多分にあると思います。
こんなスキルを身につけたら独り立ちできるという基準を共有のものとして整備したりと、どんどん研修制度も整ってきていますよ。
佐竹:新卒としては、今とてもいいタイミングだと思います。すぐ現場に出たいと言うことであれば、その条件をクリアできるようにメンターがサポートしますし、じっくり要点をおさえたいということであれば、じっくり寄り添ってもらえます。
鄭:全員基準は見える化していますが、手段は個人それぞれに合わせていますよね。
リサーチを教えていく中で、気をつけているポイントはありますか?
佐竹:一般化することは大事にしています。一つの案件を理解してもらう教え方だけではなく、他の業界への転用・応用ができる知識にしていくことを心がけています。
鄭:背景や理由を一緒に理解してもらうイメージですよね。ただ、全部の知識をトレーナーに教えてもらうのではなく、自分で知識を得ることが大事だと思うんです。なぜかと言うと、市場は日々変化していくのでトレーナーが持っている知識も明日には古いかもしれないんですよね。新しい情報に出会った時に、自分の持っている一般論と照らし合わせて理解できるかなんです。日々トレーナーから新しい知識を教わりながらも、自分の中で公式が作れるかが大切です。
佐竹:あとは、最初はとにかくいろんな案件に触れてもらうことが大切なので、まずは数をこなしてもらうようにも気をつけてます。多くの案件に出会わなければ学びを実践できないですからね。
リサーチに向いている人はどんな人だと思いますか?
佐竹:一言でいうなら、知らないことを楽しめる人ですかね。
鄭:ボケとツッコミだったらツッコミ、旅行をする時は乗っかる側より自分で計画を立てるタイプとかですかね笑 とは言え、そうじゃないと向いていないと言うわけでは全然ないんですよ。人が変われば判断軸も知識も変わるので、自分の強みをフル活用してコミットできる人が一番ですね。
佐竹:そうですね。好奇心旺盛な人が向いているとは思うんですけど、やっぱりお客さんありきなのでお客さんの要望に対して見つかるまで諦めないコミット力も大事だと思います。
鄭:リサーチって一人で黙々と進める仕事に見られがちですけど、クライアントやアドバイザーやプロジェクトマネジャーなど色々なステークホルダーを気にして視野を広く持てることも必須です!
佐竹:あとは、システムやルールは日々更新されていくので、変化を楽しんで、もっとよくするにはどうしたらいいだろうかと考えられる人は向いていると思います。自ら変化の波に乗っていくことで、もっと楽しんでいけるはず!
最後に、お二人が今後挑戦していきたいことを教えてください!
鄭:現状、クライアントのニーズありきの業務になるので、アドバイザー目線でアドバイザーにもっと活躍してもらえるサービスにしたいですよね。
佐竹:コールマンの買収により、アクセスできる知見がより世界に広がったので、世界中で一番最適な人を最速で見つける人になりたいです。そのために、システムやプロダクトで何が解決できるかと言う視点でもずっと考えていきたいです!