【業界出身座談会 #1 大手メーカー編】新しいビジネスが次々生まれるベンチャーに転職してみて
今回は大手メーカーからビザスクに転職という共通点をもつ3人に集まっていただき、大手とベンチャーの違い、仕事内容の変化やギャップのあったことなど、色々ぶっちゃけてもらいました!
法人事業部 羽田さん
■前職:キーエンス
■前職部署・職種:画像システム事業部で営業
PF事業部 石丸さん
■前職:JFE条鋼
■前職部署・職種:経営企画/営業
PF事業部 岡野さん
■前職:日産自動車
■部署・職種:人事
前職での仕事内容は?
羽田さん:製造業の顧客に対して画像センサーの営業をやっていました。電話かけてアポをとって訪問するという、ザ・営業です!今も営業ですが、大きな違いはモノがあるかどうかですね。当時は実機を見せながらしゃべり倒してました!
石丸さん:新卒から、鉄鋼メーカーに4年勤めていました。2年程は経営企画部で、工場の生産計画の数字作りや、契約関係、業務の最適化などを見るような仕事でした。
当時、鹿島工場を担当していたんですが、実はそこに羽田さんが営業に来ていたらしいです!笑。
その後、営業に異動になり鉄筋を加工業者に売る仕事をしていました。
岡野さん:日産では人事の仕事をしていました。1年目から3年目は国内営業部門、アフリカ・中近東・インドのビジネス部門の部門人事として、採用・異動・評価等を担当していました。4年目は完成車工場の工場人事として、就業・労務を担当していました。就業環境改善とか労働組合対応などを担当していたので、生産現場の方々との関係構築がものすごく大事でした。
ずばり、転職しようと考えた動機は?
岡野さん:人事として、担当部門や生産現場の管理職の方々と接する中で、よりお客様に近いビジネスの最前線で働く経験を積んでみたい!というのが一番ですね。とはいえ、大きな組織だと希望通りに異動できるかは不確定だし、時間もかかります。そもそも人事は社内公募を運営している側なので、なんとなく手を挙げづらい、笑
もう少し小さな規模の組織で裁量を持って働きたいという気持ちもありました。大きな組織ではルールを変えづらいし、誰を基準にルールを変えるべきなのかというところの議論も必要です。
ビザスクにきて「ルールを変える自由があるんだ」っていうのにはおどろきました。
石丸さん:確かに大きな組織ならではの、動きづらい感じはありますよね。前職は業界も古いこともあり、なかなか仕組みを下から変えづらかったですね。
なので、経営企画、営業の経験も生かしつつ新しいビジネスをやっていてどんどんチャレンジできる環境を経験してみたいと思ったんです。なおかつ自分のいる事業会社を外から見てみたかったので、ベンチャーやコンサルなどを受けました。
羽田さん:私は少しお二人とは違っていて、新卒で入った時から「3年一区切りでキャリアを考えよう」と意識していたんです。
そのうえで、転職で大事にした軸は2つ。
まずは「もっともっと伸び代のあるプロダクトで、なおかつ自分が愛着と情熱を持てるモノなりサービスを売れるかどうか」営業の仕事は大好きでしたが、当時自分が売っていたプロダクトはトップシェアでした。なので逆に、自分が売ることで無限に成長させられるマーケットに惹かれました。
もう一つは「自分の頭で考えて実行できる環境かどうか」大きな組織だと何か指針が決まったり改善しようとなるのはトップダウンで動くことが多いんですね。もっと自分の頭で考えてPDCA回してくような経験を積みたいと思いました。
ビザスクを選んだ決め手は?
石丸さん:もともとビザスクのことを知らなくて、最初は「こんな事業があるのか」と驚き、次に「前職の時にこのサービス使いたかったな」と思ったんですね。こう思えるということはサービスに愛着ももてそうだなって。あとは、面接で会った人が全員、他社よりも楽しそうに話しをしていたのがとにかく印象に残りました。内定の連絡もらった時にビザスクが一番嬉しかった、笑
岡野さん:転職先選びの軸は3つで「自分が世の中に本気で広めたいと思える事業か?」「事業が成長しているか?」「ビジョン・カルチャーが自分にフィットするかどうか?」。
もともとビザスクは大学の友人が紹介してくれて無事内定もいただいたんですが、実は一回辞退したんですね。その後、当時のHR責任者がもう1回考え直してよ!と再度誘ってくれたんです。それをきっかけにまたいろんな社員と話して、やっぱりみんな楽しそうでサービス大好きなのが伝わってきて。自分の3つの軸と合致してる!と思って決めました。大手出身の人も活躍していてイメージが湧いたのも大きかったな。
羽田さん:なんといってもサービスに惹かれました。他にもSaaS系ベンチャーなども含め色々見たんですが、とにかく一番ピンときた。これにつきます。先ほどお話した軸で考えたときに、営業として自分が売っていきたいサービス?ビザスクじゃん!って。
企業側と個人側、両方の可能性を広げるサービスで、世の中に大きなインパクトを与えられるプロダクトだと思ったんです。
前職とこんなとこが違ってびっくり!入社前後のギャップは?
羽田さん:紙を全く使わない!
石丸さん:わかるーー!紙&FAX文化だったので”圧倒的ペーパーレス”にびっくり。
もう一つ良いギャップで言うと、正直ベンチャーだとそこまで教育体制が整ってないのではないかと思っていたのが、1on1とかOJTとかきちんとしていて驚きました。
羽田さん:僕も、全部PCで完結するところがとにかくびっくりでした。今はもうこれに慣れたので、元には戻れませんね、笑
あとは営業の精度向上や数字管理も、もっと自分で整備してチーム全体の仕組みづくりに携われるのも良いギャップ。
岡野さん:情報がオープンなところ!あと、コミュニケーションが円滑で早い!slackでお互いに指摘しあったり相談しあえたりするのは、社員みんなの心理的安全性があるからこそだと思うんですね。
「プライドはくそだ」を本当に体現してして、裏の根回しとか忖度とか必要ないし、取締役への質問に平気でスタンプで返す、とか考えられないですよね、笑
もう一つは、ある意味焦ったのは同世代で圧倒的に活躍している人が思った以上に多かったこと。所属したチームのリーダーも同級生でした。
羽田さん:大手だと若手って括られてその幅も割と広いですよね。30代前半でもまだ若手、みたいな。僕もここに入って、同世代でめちゃくちゃ尊敬できる人がたくさんいますし、もっと追いつかないとって焦燥感があるくらい優秀な人が多いです。
石丸さん:私は前職は業界的にも企業としても女性が少なくて。特に総合職は本当に少なかったので、こんなにばりばり元気な女性ばかりの環境も最初はギャップでした
今の仕事内容 & 仕事のやりがい
岡野:入社以来、PF事業部でRM・営業を担当していますが、今一番楽しいのは育成ですね。チーム全体を見ながら、チームの成果を出していけるようにメンバーのサポートを考えて動くのがやりがいあります。
入社1年目の新卒のメンターもやらせてもらっているのですが、弊社のバリューである「自由を自覚しているか?」を体現できるように、指示されたことの実行だけでなく、自ら考えて業務を進められるような環境を構築できるかを日々模索中です。自分にとってもチャレンジだし、楽しいです。
羽田さん:今、法人事業部で新規営業を担当しています。新鮮なのは、決まったサービスを売るだけじゃなくて、クライアントの課題解決になるなら何を売ってもOKなところです。サービスを組み合わせたり、既存のサービスにアレンジを加えて提案できて、幅が広がるのが面白い。
商談の場で相手のインサイトを深掘りして、考えて提案して・・クライアントにはまった瞬間はたまらないです!
石丸さん:私はこの中で異動を経験していて、入社して半年が法人事業部、その後岡野さんと同じPF事業部になりました。職種は変わらずプロジェクトマネージャーなんですが、業界によって求められるものが違って新鮮でした。やはりやりがいは、クライアント、アドバイザーの双方から良いインタビューだった、とか役に立てて嬉しいって言っていただけること。
岡野さん:PF事業部はクライアントであるコンサルティングファームの特性として、スピードを求められることも多く、社内外に端的かつ論理的に説明する力が身につくと思います。あとは、メンバーといつも「クライアントであるコンサルティングファームに参画しているつもりで仕事をしよう」って言い合ってます。
大手メーカー出身者はビザスクで活躍出来る?
羽田さん:大手は研修も充実していて仕事の型を体系立てて学べるというメリットがあると思います。そのおかげでメーカーの組織構造や業界のプレーヤーや商習慣、といった理解が予めあるのは、ビザスクの仕事に入る上で助けになりました。
石丸さん:そうそう、メーカーの共通点を理解できているのはアドバンテージですよね!案件の理解がしやすくて、どんなアドバイザーがマッチしそうか、あたりがつけやすいのはメーカー時代に培った知識のおかげだと思います。
岡野さん:人が多い組織で円滑に仕事をまわしていくためのノウハウが身についているので、ベンチャーでも部署横断的な仕事がしやすいのはあると思います。
前職では、本社の営業部門・生産現場の製造部門等、様々な職種の人とコミュニケーションをとる機会が多かったので、ビザスクでも多様なクライアント、アドバイザーと、どうコミュニケーションをとればスムーズなのか、肌感覚があるのは大手にいたからこその財産です。
三人にたっぷりお話を伺いました!
3人のように、ビザスクでは多様なバックグラウンドの仲間が、社内でもお互いの知見をシェアし合って楽しく働いています。
次回、また別業界の座談会も開催しますのでお楽しみに。
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