こんにちは、Expert Growth Projectの加藤です！
「アドバイザーに向き合うExpert Growth Projectをクローズアップ」シリーズの第三弾、最終回となる今回は、プロジェクトで実施してきた施策内容を2つほどピックアップしてご紹介したいと思います。

施策① はじめての方向けコンテンツ

まず最初にご紹介するのは、登録してすぐのアドバイザーに対するコンテンツ施策です。

施策検討の経緯

Expert Growth Projectが発足する以前から、ビザスクからのアドバイザーに対する情報発信については課題があり、特に登録直後のアドバイザーに対しては、次のような課題がありました。

ビザスクへの登録が完了すると、マイページに遷移して個別の依頼に対応できるようになるのですが、このマイページは案件の管理機能を中心として構成されています。
登録直後の方は、依頼を受けるための準備（プロフィール登録等）をする必要があるのですが、マイページ上でその案内が十分とは言えず、登録して間もない方には自分がこの後何をしたらよいかが分からないという状況だったのです。

 実施した施策

この課題を解決するために、マイページ上に、まず読んでほしいコンテンツや対応してほしいことへのリンクをチュートリアルとして表示することを検討しました。
まだ案件の依頼が来ていないアドバイザーに対してはこのチュートリアルをマイページの一番上に表示することで、「これから何をしたらよいか」を伝えられるようになりました。

また、それと同時に「スタートガイド」を作成してビザスクのサービス説明や依頼を受けるための準備・コツなどをまとめたり、既存の「アドバイスの流れ」ページをより分かりやすく改修するなどの整備も行いました。

当初は登録直後のアドバイザーにのみ表示する予定でしたが、既存のアドバイザーにも役に立つコンテンツだったので、現在は全てのアドバイザーにチュートリアルコンテンツが表示されるようになっています。

また、施策のリリース後には、アドバイザーがどのコンテンツを多く見ているのかなど、興味深いデータも取ることができました。
（結果を知りたいビザスク社員の方は、ぜひExpert Growth Projectメンバーに聞いてみてください！）

施策② プロフィール登録促進施策

次にご紹介するのは、プロフィールの登録を促すための「プロフィール充実度」機能です。

施策検討の経緯

アドバイザー登録をしたことがある方はお分かりかと思いますが、ビザスクのプロフィールには、ご自身の社歴や職種・業務内容、話せるトピックなどのたくさんの登録項目があります。

ビザスクの案件の多くは、登録されているプロフィール情報を元に、依頼者やビザスク側からアドバイザーにご相談をし、実施するという流れで行われています。
そのため、アドバイザーが案件の依頼を受けるためにはまず、社歴や業務内容などの経歴を詳細にプロフィール欄に入力してもらうことが重要でした。
しかし、単に項目を用意しているだけではなかなか登録してもらえないという課題がありました。

実施した施策

そこで、なぜプロフィールを登録する必要があるのか、どの程度登録するべきなのかを理解してもらうために、プロフィールの充実度を可視化する機能を開発しました。
充実度を上げるために、どの項目をどのように登録すれば依頼が来やすいか等のTipsも一緒に確認できます。

この機能のリリース後には、各項目の登録率が平均10%ほど改善（※）し、プロフィール充実度が100%になっているアドバイザーも続々と増えてきています。
※リリース前後期間の新規登録アドバイザーでの比較

最後に

このように、少しずつではありますが、アドバイザーの体験を向上する施策を進め、日々改善をおこなっています。

また、上記のようなサイト上の改善に加えて、アドバイザー向けイベントを企画・実施することで、ビザスクへの理解をより深めてもらえるような施策も進めています。

今回ご紹介した施策はほんの一部に過ぎませんが、Expert Growth Projectではどんなことが行われているのかが少しでもお伝えできていたら嬉しいです。
これからも、私たちはアドバイザーの知見提供の機会を最大化するために尽力していきます！
最後までお読みいただきありがとうございました。