外部パートナーが語る「外から見たビザスクの魅力」のホントのところ
こんにちは、事業法人部の宮川です!
ビザスクに入社してもう5年になり、月日の流れる早さをあらためて感じています。
ビザスクの事業法人部は、主に、金融機関やプロフェッショナルファームを除く事業会社に対し、新規事業開発や研究開発の中で社外知見を必要とする調査の支援や、「ビザスクの知見のデータベースという強みを活かして事業会社に何を提供できるか」を日々考え、提供している部署です。
そのような取り組みの中で外部の方々とパートナーを組み、一緒になって事業会社を支援するケースが増えてきています。
今回は「外部の方から見たビザスクって本当のところどうなの!?」ということで、パートナーとして支援していただいる大長 伸行さん(以降、大長さん)、と角田 夕香里さん(以降、角田さん)に率直な意見をいただきに行ってまいりました。
お二人のご紹介
お二人には大きく分けて下記の3つでパートナーとしてご協力をいただいています。
①企業内の新規事業や研究開発を前に進めていく際の、検証の進め方のフィードバックや壁打ちなどをメンタリングという形で関わっていただくこと
②アイデア創出やインタビューの実施に向けたインプットやレクチャー
③ビザスクの事業法人部としてやりたいことや困っていることの相談
お名前:大長 伸行(おおなが のぶゆき)さん
株式会社bridge代表。デザインファームのコンサルタントとしてデザイン思考を活用した商品・サービス開発、イノベーション人材育成プロジェクトをリード。2017年1月株式会社bridgeを創業。多様な業種、組織のデザインプロジェクトの実践経験もとに、スタートアップや企業内新規事業を支援。
お名前:角田 夕香里(つのだ ゆかり)さん
大学院理工学研究科、物質科学専攻修了。
2009年SONY株式会社入社。R&D職を5年間経験した後、より身近なユーザーを幸せにする製品を作りたいという思いから、同僚と社内新規事業制度を利用し、AROMASTICを立ち上げ、その後2016年に独立。現在はフリーとして活動、主に新規事業企画の伴走を担当。
パートナーとしてビザスクと一緒に事業創出支援に取り組むワケ
それでは、最初にお二人には「なぜビザスクと一緒に事業創出支援に取り組んでいただけるのか」について伺っていきたいと思います。世の中には事業創出支援に取り組んでいる企業はいくつかあるかと思いますが、その中でビザスクを選んでいただいている理由はなんでしょうか。
大長さん:そうですね、ビザスクのビジネスモデルは一言でいえば、「知見のプラットフォーム」ということになるのだと思いますが、僕が面白いと思っているのは、ただの機械的なマッチングツールではなく、必要な情報の背景にある課題や目的に寄り添って、情報を得た先にあるプロジェクトのゴールにむけて伴走してくスタイルをとっている点ですね。まずそこに共感してご一緒させてもらっています。
角田さん:自分自身、過去に様々な企業の伴走をしてきていますが、企業の新規事業案が事業化できる割合は多くないと思っています。それは顧客や課題の生まれる背景の解像度が低い事に起因する事が多いと感じていて、その解像度を上げるためには徹底的に顧客視点になること、業界構造を理解する事が必須だと思っています。
でも企業はその事業領域が新規であるほど、業界の知見を得るツテがないわけですが、ビザスクのスポットコンサルやエキスパートサーベイは、そのツテを迅速に得て、業界理解を深めることができる最適なソリューションだと思っています。
私からは企業に新規事業企画プロセスやその考え方をお伝えしているのですが、スポットコンサル等をセットで提供することで、スピード感のある事業創出ができることに魅力を感じていますね。
宮川:ありがとうございます。お二人ともまずはビザスクのビジネスそのものの価値と、その知見のデータベースと、事業企画のプロセスを組み合わせて顧客と寄り添うことで事業創出のスピードを高めていけることに魅力を感じていただけているのですね!
私たちとしてはビザスクの価値そのものに魅力を感じていただけていることは何よりも嬉しく思います!
大長さん:あとこれはビザスクならではでもあるのですが、プロジェクトに関わるメンター、エキスパート陣が毎度すごいですよね。僕自身も他のメンターの方々との出会いやそこからの学びがあって、成長できるというのが嬉しいです。
ビジネスだけじゃない、会社としてのビザスクの面白さ
宮川:先ほどはビジネスモデルとしてまずは共感いただいているとのことでしたが、今度は我々ビザスクという会社自体についてどういう印象を抱いていただいているのか、聞いてみたいと思います。
角田さん:とにかく、皆さん仕事をしっかりと自分事に落とし込んで業務に取り組まれていますよね!スタートアップなら自分事で仕事をするのは当たり前に思えますが、少人数だからこそ、ひとりひとりの考え方や行動が周囲へ与える影響が大きいはずです。そのカルチャーを全社的に根付かせる事は簡単なことではないのですごいと思います。
また、自分の業務が直面している課題を捉えること、それに対する解決方法を自分一人で考えず、周囲や私のような外部の人間に意見を求め、最適な解を探し求める姿はビザスクのナレッジのプラットフォームの活用を体現しているように思えます。それはやっぱり、ビザスクの事業自体に真に共感しているメンバーが集まっている証拠だと思いますね!
大長さん:僕の中では、ビザスク=“大人ベンチャー”って印象が強いですね。
僕は仕事柄いろんな業界で、ベンチャーから大手企業まで様々な規模の組織の中に入ってプロジェクトをやっていますが、ビザスクほどプロフェッショナルの集まりでありながら、ベンチャー的な前のめり感もある会社ってなかなか無いと思いますよ。熱いんだけど、懐が深いというか・・・
ビザスクのチームを見ていて、bridgeもこんなカルチャーにしたいなって思っているんですよ、ホントに。今のビザスクすごくいいと思います。
宮川:カルチャーに対してここまで褒めていただけるのは率直に嬉しいです!確かに平均年齢は32歳とスタートアップにしては “大人”な会社ではあるのですが「一流であることにこだわる」や「プライドはクソだ」のバリューを体現できているのかなと思います。
事業法人部でも「大長さんや角田さんに相談してみようよ!」って会話がよくでてきます。
事業創出におけるビザスクのサービスとしての価値とは!?
宮川:さきほどビジネスモデルへの共感、というコメントをいただきましたが、サービスとしての価値をもう少し聞かせてください!
大長さん:兎にも角にも、ビジネスをすすめる上で大切な仮説検証のスピードが大幅にあがるということだと思います。僕がこれまでコンサルタントとして、有識者へのインタビュー案件をやっていたときは、リストアップから、アポ打診、調整、インタビュー、レポーティング、報告まで最低でも1ヶ月はかかっていたと思います。それが、今はビザスクで検索して、アポ打診、そしてインタビューを実施して次のアクションをその場で決める。これを10日あれば完了できます。検証時間が1/3になるってもうホントすごいことですよ。人件費も1/3になるわけですからリサーチのコストも圧倒的に下がりますしね。
角田さん:やっぱりデータベースの圧倒的な知見保有者の数とその情報の多様性ですよね。先ほどコメントした通りで、初期の新規事業の確度をあげるためには顧客視点になる事が大切だと思っています。そのためには顧客および周辺情報のヒアリングが本当に大切。そこをスポットコンサルやエキスパートサーベイを活用して検証していけるのは大きな価値だと思います。
宮川:顧客視点は我々もいろいろな企業と話をする中で、大事にされているポイントだと思いますが、やっぱりこれまでの世界ではそこに効率的にリーチすることは難しかったと思っています。そこの量と質、そしてスピードに貢献できていることは我々の大きな存在価値だと思います。
これからのビザスクに期待していること
宮川:ビザスクとしても今後さらなる成長と価値提供を進めるために、いろいろなことに挑戦していかないといけないと思っています。
そこで、お二人から今後のビザスクに期待することをお聞きして、取り組みにつなげていければと思います。
角田さん:コロナ禍でより不確実性の高い時代になっていく中でも、企業は成長するために継続して新しい事業を創出していかないといけない状況になっています。もちろん、新しい強みを生み出す要素技術開発が必要な案件もありますが、初期投資を抑えるためにも改めて既存の保有シーズで新しい事業を生み出せる事業案を考える機会もより一層増えるのではないかと思っています。
特に日本の大企業の場合、研究開発では素晴らしい技術を持っていても、それが実際のニーズとうまく結びつく事業案にたどり着けない事が多いと感じています。
そういう意味で、ビザスクのスポットコンサルやエキスパートサーベイだけでなく、web展示会のようなサービスの機能をブラッシュアップして、知見を取り扱うプロフェッショナルのポジションとして、情報の掛け算で見えてくる新しい世界を創出する触媒のような役割を期待しています!
大長さん:僕も同じで、VUCAの時代、アフターコロナ、働き方改革、色々な側面ありますが、これらすべては、これまでの組織内の慣習や経験、原理原則では、解決できないテーマなんですよね。
そんな時、手がかりになるのは、組織の外にいる先行者、実践者の経験、知見だと思います。なので、事業創造に限らず、今後ビザスクにたまった知見を使って、様々なテーマのプロジェクトがどんどん立ち上がることを期待していますし、その時は是非コラボレーションさせてほしいとおもっています。
宮川:この上半期、新型コロナウイルスによって環境が大きく転換してきたと思っています。これまではそうなると新規事業への投資は抑えるといった動きが多かったのですが、今回のはむしろここから何ができるのかを考える企業が多いと感じています。そんな中で、この知見のデータベースという強みを最大限に活かして、どんどんチャレンジしていきたいですね。またご相談させてください!(笑)
ビザスクへの転職を考えている方、もしくは新しいことに挑戦したい方へ
宮川:最後に、ビザスクへの転職や挑戦を考えている方に、外部から見たビザスクで働くことの面白さを語っていただけますでしょうか!
角田さん:私は良い仕事をする上で、事業自体への共感もしくは、その事業を創り出す人間への共感が大切だと思っています。ビザスクの社会の中での役割はこれからどんどん拡大していくと思うし、それを担っていく社員さんもみんな事業オーナー意識の高い人が多い。企業とともに個人の成長スピードもはやいので、働く環境としてとても魅力的だと思います!
大長さん:先程お話した、「大人ベンチャー」でキャリアを積みたい方に勧めたいですね。20代後半から、30代前半の大企業に勤めていたけど、ちょっと物足りなくてきってきている人ですかね、ペルソナは(笑)。
上場して資金も集まり、これからどんどん新しい取り組みがスタートすると思うので、各分野のプロフェッショナルと協働しながらグローバルレベルでプロジェクトをやれる醍醐味を体験できると思います!
宮川:ありがとうございます。まさにこれからの社会にとって不可欠なインフラとして存在感を強めていきたいと思っています。今まではリソースや時間の関係でできなかったことも、どんどん挑戦していける環境になっているので、個人的にも今が一番面白いフェーズだと思っています。
お二人とも、本日はありがとうございました!
非常にポジティブなコメントをいただく中、あらためて自分たちが取り組んでいることの価値を再認識しましたし、その責任も強く感じています。今までできなかったことを実現できるような、そんなサービスを提供し続ける会社として、これまで以上に引き締めて取り組んでいきます。