あらたな”ビザスクらしさ”を模索するリブランディング、進行中
こんにちは、ビザスクデザインチームの成田です。
ビザスクでは現在、デザイン・イノベーション・ファームTakramのニューヨークスタジオのみなさんに協力いただきながら、コーポレートブランドのリブランディングを行っている真っ最中です。
まだ皆さんにお披露目できるのは少し先になりますが、ここでは先んじて、ビザスクのブランドがなぜ生まれ変わるのか?どういった取り組みをしているのかを少しチラ見せできればと思っています。
新しいブランドアイデンティティを模索するためのリブランディング
2013年にスタートしたビザスクは、10年弱の中でサービスの規模も拡大し、プロダクトも徐々に増えて、インタビュー(スポットコンサル)だけを中心としたサービスではなく”ナレッジプラットフォーム”として成長を続けてきました。
また、シンガポール拠点の新設や、昨年買収したColemanとの統合なども経て、グローバルなプラットフォームとしても進化しています。
そうした現在の姿や、今後目指していきたい姿などが現状のブランディングではきちんと表現しきれていないということや、ビザスクらしさが不明瞭であることによってデザインにブレが生じたりといった課題も多くありました。
そうした経緯を経て、創業以来の大規模なリブランディングがスタート。あらたなビザスクの”らしさ”を模索するプロジェクトが始まりました。
「ビザスクとは何者なのか?」を徹底的に深堀り
リブランディング、というとロゴやデザインのリニューアルが頭に浮かぶ方が多いかもしれないのですが、実際は目に見えないブランドの幹の部分、
「ビザスクとは何者なのか?」
「顧客やアドバイザーの方から見てどんな存在で、どんな価値を提供しているのか」
「どういう未来を目指すのか」
などのブランドコアを具体化し、再定義していくことを指しています。
リブランディングにあたっては、パートナーのTakram New Yorkのみなさんににビザスクを徹底的にリサーチしていただくところからスタートしました。全社アンケート、経営陣や社内の様々なステークホルダーへのインタビュー、ワークショップなどを通じて今までビザスクが築いてきたさまざまな事柄をすべて要素分解し、新たなブランドコアの構築のために構造化し、整理していただきました。
このリサーチでは、社内では当たり前すぎてあえて注目していなかったことや、自分達が外側から見てどのように見られているのかなどが改めて再認識できました。Takramさんにリサーチ・構造化していただいたからこそのメリットです。
またデザインチームに関してはこの1年以内に入社したメンバーも多いため、自分たちのブランドやサービスについて理解を深められるこれ以上ない機会になりました。
膨大な棚卸し作業を経て、VI開発の最終段階へ
自分たちが内側で認識しているビザスク像は、実は外から見ると違うイメージとして見られていることも多々あります。
今回のリブランディングでは棚卸しの他、今後ビザスクが目指していきたい将来のビジョンや、ありたい姿なども具体的に明確化していきました。
また、現在のビザスクは海外拠点が6箇所あり、英語を使用する社員も大半なため、ブランドのコアを表現するキーワードは日本語だけでなく、英語での表現も慎重に精査を進めていきました。
VI開発プロジェクトはいよいよ最終段階へ差し掛かっており、来年には新しいVIを社外の皆さんへお披露目できる予定です。
そしてブランディング浸透へ向けて、動き出しています
新しいVIがいよいよ完成目前となり、誰よりもワクワクしているのはデザインチームのメンバーですが、実は完成してからが更に大切なフェーズへと移っていきます。
新しいブランドを日本のビザスクだけでなく、”はじめから世界を見る”視点でグローバルでも使用できるよう、浸透させていくことが必要不可欠だからです。
日本のクライアント、海外のクライアントへ。日本のアドバイザー、海外のアドバイザーへ。そして何よりも、日本の社員、海外の社員へ。
私たちデザインチームが中心となって新しいビザスクブランドを継続的に浸透していけるよう、様々な仕掛けや工夫をしていきたいと思っています。
ビザスクでは、新しいブランドの浸透を一緒に担ってくれるコミュニケーションデザイナーを募集しています!
グローバルブランドの浸透に興味のあるデザイナーの方を、引き続きビザスクでは募集しています。
少しでも興味のある方は、ぜひカジュアル面談でお話しましょう。
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