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投資担当者だった私が投資先にジョインして3年、事業部長になりました。

ビザスクメンバー紹介。今回は ”投資先だったはずが、中の人になってしまった”事業部長のお話です。

七倉 壮 Takeshi Shichikura
所属:FIG事業部(金融事業法人部) 事業部長 
入社:2016年

-入社までのことを教えてください。
出身が長野ということもあり、大学時代から地方を元気にする仕事がしたかったんです。新卒で日本政策投資銀行に入り4年間は、自治体の観光戦略を考えるお手伝いをしたり、地方の中小〜大企業の長期融資を担当させていただき、まさに地域経済について毎日走りながら考える理想の日々でした。

やりたいことを実現する場所に大小は関係ない


-ビザスクとの出会い
その後にDBJキャピタル(投資部門)に出向となり、ウソみたいな話ですが最初にVCとして訪問したスタートアップがビザスク。
ビザスクのサービスを聞いて、東北で仕事をしていた時に考えていたことを思い出しました。それは
「住む町がさびれていようが、一人一人が自分の人生や境遇に誇りを持って前向きな気持ちでいられたら、地方はもっと明るくなるんだろうな」ということ。ビザスクは、地方に限らず色々な境遇にある人たちが自分の価値を再認識して前向きな気持ちになれるサービスだと思いました。

その後、代表の端羽から声をかけてもらった時に、改めてこのことを思い出して、ビザスクにジョインすることを決心しました。転職する時には正直『どうして?』と多くの人から聞かれました。
でも、自分がやりたいと考えていたことが実現できるなら規模の大小は関係ない。チャレンジしない理由はありませんでした。

-FIG事業部の仕事について教えてください。
銀行・証券会社・投資ファンドといった金融業界クライアントのフルサポートを担当しているチームです。営業、プロジェクトマネージャー(PM)、リサーチマネージャー(RM)があり、僕はチームの状況に応じてPMと営業を兼任しています。

-金融業界のクライアントはどのようにビザスク活用するのですか?
例えば投資ファンドですと「投資すべき業界・企業か?」「バリューアップできる見込みは?」といった投資を行う判断材料になる情報を常に収集しています。また、投資先や支援企業の成長策を考えるためにアドバイスを求めているケースもあります。
そこでビザスクに「◎◎業界に詳しい人を紹介してほしい」とか「この事業の周辺環境について調べたい」といったご要望が来ます。ある分野の専門的な知見をピンポイントで求められることもあれば、業界・企業単位で幅広く情報を探されていることも多いです。

ビザスクは世界中の金融機関にとって不可欠なインフラになる。

-仕事のやりがいは?
金融機関はあらゆる業界の最新最旬な情報を求めていますが、自社で1からその情報を探すのは手間もコストもかかりますし、たどり着かない可能性もあります。そこでビザスクではチームの集合知と膨大な知見データベースを掛け合わせてアドバイザーをご提案します。僕自身が金融業界出身なので、このサービスがめちゃくちゃ求められているということが肌でわかるんですね。
金融機関にとってこれから更にビザスクが重要なインフラになると信じています。多くの金融機関と対峙していると「日本市場って想像以上に世界から注目されてる」と感じます。ポテンシャルのある日本のビジネスに注目している人は、まだまだ世界中にいる。そこに情報を与える形で関われるこの仕事はエキサイティングですね。

- チームの雰囲気は?
子育て中のメンバーが多いチームということもあり、みんな限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮してくれています。
自然とみんな”お互い様”という意識でカバーし合う空気があるチームで僕自身も助けられることが多いです。メンバーの編成が変わってもこういう風土は大事にしたいと思っています。

チームの集合知×唯一無二の知見データベースで価値を提供したい

‐仕事で心がけていることは?
金融業界用語、調査対象の業界構造、プレーヤー…全ての情報の集合知が最適な提案につながるので、チーム内でも集合知を意識して動いてますね。「こういう依頼来たんだけどどうする?」と互いに共有し、知識と意見を集合させてベストな提案を目指しています。満足いただける提案を目指しチーム内外問わず貪欲に知識を集めるようにしています。
また、金融業界の企業は水準の高いコンプライアンス意識をもっています。業界の皆さんに安心してビザスクを使ってもらえる仕組み作りとして、コンプライアンス基準の見直しやオペレーション改善にも取り組んでいます。こういった取り組みを積み重ねていくことで、ビザスクを世界中で安心して使われるインフラにしていきたいですね。

-どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
金融業界の方はクライアントと同じ視点で考えられる点、専門用語のような暗黙知も理解できるという点でも向いていると思いますし、クライアントからは幅広い業界業務に関する要望がきますので、メーカーや人材業界など多様なバックグラウンドのメンバーが集まっていて、前職の知見を活かして活躍しています。
また、今後さらに海外展開を加速していくフェーズなので、グローバルな環境で働きたいという方もアグレッシブに活躍できると思いますよ。

”みんなで真剣にビジネスを創る”感覚は、一度経験する価値あり

- 転職を考えている人に伝えたいこと
ビザスクでは今の仕事で経験してきたことや身についたものをベースにしながら、さらに能力を伸ばせている人が多い印象です。
スタートアップへの転職ってまだまだ思い切って飛び込んだ、という印象を持たれがちですが、変に構えなくて大丈夫!安心して!笑。
というのも、ビザスクのサービスは約500(2019年7月現在)の企業に導入いただき、ものすごいスピードで成長しています。ビジネスに必要なインフラとして着実に定着してきていることを日々実感しながら働けているので、不安な人は安心してほしいですね!
今は、働き方改革をはじめ流動的にキャリアを考えられる時代です。金融機関から事業会社にいってまた戻るのも全然あり。自分のキャリアをもっと自由に考えていいんじゃないかな、と思います。
でもみんなで真剣に ”ビジネスを創る” という感覚はスタートアップならではですし、ビジネスを創って大きくするこのダイナミズムは経験しないとわからないのでぜひおすすめしたいですね。

- ビザスクの魅力や自慢できるところは?
「事業」と「人」です。
ビザスクは今後企業にとって不可欠なインフラになると思いますし、個人には自分の知見価値を再認識するきっかけを与えられます。こうした事業に携われていることが自慢です。
人の魅力としては、全員がフェアでオープンで隠し事がなく人間味があり、一方で仕事においてはプロフェッショナルを追求している。そんなところが素晴らしいなと思っています。

大きくなりつつあるチームビザスクに、また新たな風を吹かせてくれるようなメンバーが入って、化学反応が起こるのも楽しみです。
こうした組織で、スピード感をもって価値ある事業を成長させるためにチャレンジできる。だから僕はビザスクにいるんだろうな、と思います。


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