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海を越えて信頼関係を築きプロダクトのグローバル化を牽引!次はリーダーとして知見の輪を広げたい

2021年に新卒3期生としてビザスクに入社以来、BtoB領域に特化したアンケート調査サービス「ビザスクexpert survey」の拡大に大きく寄与してきた小西さん。Colemanと連携した海外サーベイの立ち上げも一任され、グローバルな知見活用の意義を再認識したそうです。これまでの試行錯誤とその過程で芽生えた熱い思い、そして、この春からリーダーとしてチームを牽引する立場になった意気込みも合わせて聞いてみました。

自己紹介

・名前:小西慶治
・入社:2021年
・現在の所属チーム:法人事業 プロダクト本部 プロダクト企画部 survey
・出身大学:東京大学
・大学時代に頑張ったこと:体育会陸上部、研究(心理学)
・就活で見ていた業界:IT、金融、スタートアップ&ベンチャー
・趣味:ボードゲーム、マダミス、人狼


心理学の研究に没頭する日々からビジネスの世界へ、なぜビザスクに惹かれたのか

大学時代は、人間の行動や認知(何かを知ったり覚えたり考えたりすること)の不思議さに興味を持ち、実験心理学という分野で研究をしていました。中でも、人間が何かをできるようになる過程や、できる人間を育成できる指導者の考え方や行動を研究対象にしていました。当時は意識していなかったのですが、大学時代から”ナレッジトランスファー”に強い思い入れがあったのだ思います。

研究に没頭しておりアカデミアの道を進み続けることも考えましたが、コロナ禍を経て、経済的な利益に基づいて世の中は回っているのだからビジネス経験を積むべきだと考えるようになり、就職活動を開始しました。

基本的にはスタートアップなどフェーズが早い企業を中心に見ていました。特に、新たな価値創出に力を入れている企業に興味があり、今まで知られていなかった良いサービス・モノが世の中に受け入れられていく過程を面白いと感じたのです。
また、研究に取り組んでいた分同年代よりも社会に出る年齢が遅れるため、できるだけ打席に立てる機会が多く、幅広い経験を積めるベンチャーやスタートアップを希望していました。

そんな中、新サービスを毎年のようにリリースし、上場直後で世の中の認知も広がりつつあったビザスクに出会いました。
面接の中で印象的だったことは、「どのようなエキスパートが活躍するのか」という質問に対する回答です。当時は、誰でも活躍できるというのは幻想で、実際は有名企業で役職の高い方がほとんどなのではないかと少々疑っていたのですが、面接で会った社員全員からニッチな知見を持つエキスパートの様々な活躍事例を聞くことができ感銘を受けました

最終的に、原石のように眠っている唯一無二の知見を持つ個人に焦点を当て、活躍の機会を増やしたいと心から思い、入社を決めました。必要な知見にアクセスできずにいるクライアント・個人の経験や知見を活かしたいエキスパート、双方に裾野を広く持っている社会貢献性が高いサービスだと感じると共、私の研究分野にも近く知的好奇心が刺激されたことも決め手の一つです。

1年目から新規事業に挑戦!お客さんが”やりたい”のなら”やるしかない”と走り出した

内定後、まずはインターンとして働き始めました。当時リリースして間もない「ビザスクexpert survey」を扱うチームに配属になり、過去案件や企業情報を整理する業務を担当していました。
2021年4月、正式に入社し引き続きサーベイチームの一員となりました。サーベイでは、顧客との打ち合わせに参加し誰に聞くか、何を聞くかといった調査の要件定義を行った後、顧客の得たい知見にアクセスするためにどう聞くのが良いか設問設計を行います。顧客との合意が得られれば、アンケート画面を作成し、データベースに登録する60万人のエキスパートにオンラインアンケートを送付し、回答を回収して結果を顧客に納品します。最初の半年で、この一連の業務を習得しました。

そして、1年目の下期にはプチ新規事業に挑戦することとなりました!
担当していたクライアントから、設問設計やデータ分析が難しくプロにまるっとお願いしたいと相談を受けました。ビザスクでは当時そのようなサービスはなかったのですが、ニーズがあるのであればなんとか応えいたいと思い、社内に提案して新プランとして検討を進めました。
プランを作成するにあたり、対応してくれる調査パートナーを探したり、ビザスクとして提供することに問題がないか法務など関係各所に掛け合ったり、0から作り上げるのは大変でしたが、学びも多く、何よりクライアントのニーズに対して既存の枠にとらわれず対応できたことが嬉しかったです。

このプランは、より幅広いニーズを汲み取り形式をブラッシュアップして現在「ビザスクreport」の一部として吸収され、多くのクライアントにご活用いただいています。

一任されたプロダクトのグローバル化、海を越えて信頼関係を築いた先の成果

2年目も後半に差し掛かると、チームが拡大していき後輩の育成も担当するようになりました。

そして、もう一つ任された大きな仕事がグローバルサーベイの立ち上げです!
2021年11月にコールマン買収後、お互いが何をどのようにサーベイとして提供しているのかを理解するところから始まり、やっとここから海を越えて一緒に売っていきましょう!というフェーズで私にボールが回ってきたわけです。

前例がない中で試行錯誤の繰り返しでした。まずは、コールマンのメンバーと信頼関係を築くことが大切だと思い、「私を信じてやってみてほしい!」と時差がある中でも時には夜遅くまで丁寧にコミュニケーションを取り続けました。英語の勉強も必死に頑張りましたね。

また、日本の営業メンバーに対しても、「とにかく売ってください!そのあとは私がなんとかします!」と言い続けました。今まで売っていなかったものを売るわけですから、当然すんなりとは売れませんし、営業していただく側の認知を変えていくべきだと感じました。

プロダクトのグローバル化に関わったことで、世界中の知見にこんなにも手軽にアクセスできることは当たり前のことではなくすごいことだと改めて実感しました。同じテーマでも日本と海外では情報が全く違うし、仮に日本向けのサービスを検討していたとしても外を見ると思いもよらない市場が広がっていたりヒントがあるのです。
努力が実り少しずつ売り上げも伸びて行きましたが、これからも「初めから世界をみよう」のバリューを体現し、世界中の知見とより多くのクライアントの挑戦を言語や時差の壁を越えて繋げていきたいと思っています。

2023年VISASQ Awrad、「初めから世界を見よう」でバリュー賞を受賞!

前例がないからこそ学び続けた調査設計のスキルとは

ここまで私が歩んできたキャリアについて語ってきましたが、私はこれらの経験の中で何を身につけたかというと、調査設計のスキルだと感じています。
そもそも、調査とは「適切な意思決定を導き、あらゆる挑戦を強く後押しするもの」で、調査設計とは「どんな挑戦をしたいかを具体化し、足りないものを見極めること」だと考えています。無作為にアンケートを取るのではなく、具体的に成し遂げたいことを明確にし、何が足りないのかを考えながら調査を進める必要があり、このスキルは一朝一夕に身につくものではありません。

私は、大きく分けて3つの方法で調査設計を学びました。
まずは、オンボーディング時に、上長からマンツーマンで丁寧に基礎を教えてもらいました。最初のうちは全ての案件についてフィードバックをもらえたことで、日々成長できたと感じます。
2つ目は、外部の調査のプロから学びました。新プランというのが、コンサルティングサービスや調査会社のリサーチサービスに近しいものだったのですが、これらの領域はいずれも当時のビザスク内に知見が豊富ではありませんでした。そこで、エキスパート登録がある元戦略コンサルティングファーム出身の方に伴走支援いただいて社外の知見を取り入れながら進めることになりました。このときに調査とは何たるか、論点整理がどうなされるべきか、提案とはどうするのかなどプロの考え方を肌で感じることができ多くのことを吸収しました
そして、グローバルサーベイではコールマンのメンバーから日々フィードバックを受けることでたくさんのことを学びました。クライアントの属性の違いなどからコールマンのメンバーはマーケティングリサーチの知識や経験が豊富で、本当に丁寧に教えていただいて感謝でいっぱいです。

入社してからこれまでずっと同じチームに所属していますが、自分の周囲の環境は目まぐるしく変わっていてベンチャーにいるなぁという感じがしています。そんな中でも、会社の枠、国や地域の枠を超えて、周囲の皆さんから学びを得られる機会に恵まれていることにとても感謝しています。

外部知見を用いた調査がもっと当たり前に!次はリーダーとしてチームで知見の輪を広げたい

今年の4月からはサーベイチームのリーダーに就任しました。
私の次のチャレンジは、自分がやってきたことが属人化しないよう汎用的な仕組みを作りナレッジを広めることだと思っています。サーベイのサービス提供やグローバルサーベイの立ち上げなど、ここまで社内外のナレッジを吸収し、自分一人でできることは限界までやり切ったと自信を持って言えます。だからこそ、さらに規模を拡大し広めるためには一緒にこのチャレンジを志してくれる仲間の力が必要だと切に実感しています。リーダーとしてチームを牽引し、知見の輪を広げていきたいと考えています!

サーベイ&nowチーム

ビザスクとしても、グローバルに事業を発展させていくべきだと思いますし、グローバル事業や新しい事業の立ち上げに携わってきた自分が持つナレッジを次の仲間に伝えていくべきだと感じています
また、調査をすれば新たな気づきや学びが必ずあるからこそ、世の中の挑戦する企業にとってもっと当たり前に気軽に外部知見を活用した調査を行ってもらいたいと心から思います。

最後に、ビザスクは社内で誰かが挑戦しようとした時全力で応援してくれる会社です。わからないことは誰もが丁寧に教えてくれますし、社内にいなければビザスクを活用して社外から知見をお借りすれば良いのです。これからは私が誰かのチャレンジを後押しできるような人でありたいと思っています。
ぜひ何かに挑戦したい、そして挑戦を応援したいという想いがある方と一緒にサービスを広げていきたいです!


ビザスクでは一緒に「知見と、挑戦をつなぐ」仲間を探しています!
会社HPではサービスの詳細採用情報も掲載してますので、ぜひ遊びに来てください!

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