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ユーザーインタビューを通じて分かった、ユーザー理解の「難しさ」と「大切さ」と「心強さ」と

こんにちは、ビザスクでマーケティングを担当している梅木(@daisuke_umeki)です。好きな音楽ジャンルは90年代J-POPです。

社内報なのでもっとユルいテーマで記事を書こうかと考えていたのですが、最近ビザスクを依頼者の立場で使うタイミングがあったので「自社サービスを使ってみた」というテーマで、インタビューを通じて気づいたことなどをまとめてみました。

ビザスクを使おうと思ったキッカケ

自分はこれまでアドバイザー(知見提供者)向けの集客などを担当していたのですが、企業向けのマーケティングも注力し始めたのがキッカケでした。

コンテンツやサイトの見直しなど色々と施策を取り組んできましたが、思ったような成果が得られず「ユーザーにコンテンツが刺さっていないんじゃないか?」「ユーザーは今何に困っているのだろうか?」ということを悩みながら施策を考えていました。

そこで、まずはユーザーのことをしっかり理解しないといけない!ということで、想定していたターゲットに近い属性のアドバイザーにビザスクを利用してユーザーインタビューをすることにしました。

どのようにインタビューを設定したか

アドバイザーを探すためにビザスクの公募案件を使いました。公募案件とは、自分でアドバイザーを探さなくても募集要件を記入するだけで「特定の経験や知見を持つ人」を簡単に募集することができる機能です。(下記画像が実際の公募作成画面です)

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自分から積極的に案件を探してまでインタビューを引き受けてくれる人はあまりいないのでは、と内心危惧していたのですが、蓋を開けてみると10名近くの方からインタビューを引き受けるよ!という丁寧なメッセージをいただきました。とてもありがたいことでした。

実際にインタビューをしてみて

今回は時間も限られていたので、応募してくださったアドバイザー全員へのインタビューは叶わずでしたが、異なる業界の5名の方にお話を伺えました。サービスに関するユーザーインタビューだったので、実際にサービスサイトなどを見てもらい、率直な意見や感想を話していただいたのですが

「このコンテンツは全く刺さらなかった」

「どこのページの何を見ていいのか分からなかった」

「ここに書いてあることは実際かなり重視する」

など、想像をしていなかった方向からの意見も次々に出てきました。話を聞いていたときは、常に「なるほど」と頷いていたかと思います。

いかにペルソナを描いても、ユーザーになりきったとしても、実際のユーザーにしか分からないことがたくさんある。
ユーザーを理解することの「難しさ」、そして理解することの「大切さ」
を改めて実感しました。

ユーザーの声が背中を押してくれる

すべてのインタビューが終了したあとに、集まった意見を踏まえて施策を考えていたのですが、実際にユーザーの意見が手元に揃っていると、今まで悩んでいた施策の優先順位や方向性がものすごく明確になることも実感しました。

施策を考えるときは常に「その施策は本当にやる意味があるのだろうか?」ということが問われます。

しかしユーザーの生の意見から生まれた施策であれば「ユーザーが◯◯と言っていたから、この施策をやる意味がある」と強く主張することができます。施策を進めるための根拠を与えるという点において、ユーザーの声は非常に「心強い」武器になったと思います。

ちなみに、いただいた意見を参考に施策に反映させたところ、成果も若干改善しました。やはりユーザー理解って大事ですね。

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自社サービスを体験することの大切さ

今回初めて自社サービスを依頼者の立場で使ってみて、これまで何気なく見ていた機能やUIが、ユーザーの立場になると途端に便利に感じたり不便に感じたりと、今までずっとサービスを触っていたにも関わらず、新しい発見がたくさんありました。

営業やマーケティングなど、世の中には様々な形で自社製品・サービスに関わっている方がいるかと思いますが、自分のように実際にお客さんの立場では自社製品を使ったことがないという方も多いんじゃないかと思います

もちろんお客さんから直接感想を聞くこともできますが、今回私は自分自身で体験することで、新しく見えてくることもあるんだなと肌で実感しました。もし自社製品を利用できる機会がある方は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?

新しい気づきがそこにはあるかもしれません。

みんなにも読んでほしいですか?

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